データベース

行政や企業の情報は公開されていても、必ずしも誰もが扱える状態になっている訳ではありません。膨大な情報の中から、必要なものだけを得る手段の一つがデータベースです。Tansaでは情報にアクセスするハードルを下げるため、データベースを作成し、公開しています。

製薬マネーデータベース

製薬会社から医師や研究機関に対しては、研究費や謝礼といった名目で多額の金銭が支払われています。日本では業界団体のガイドラインに従って、各社が支払い情報を公開しています。しかし個別のデータでは、1人の医師がどの会社から合計でいくらもらっているのか、どの病気の分野にお金が集中しているのか、といった製薬マネー市場の分析ができません。そこで各社のデータを一本化したのがこのデータベースです。製薬マネーデータベースは、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所との共同プロジェクトです。

シリーズ「製薬マネーと医師」はこちらからお読みいただけます。

JUDGIT!

平成元年に60兆円だった国の予算は、30年で100兆円を超えました。無駄遣いはもうできません。自分の財布の中身と同じように、税金の使い道をチェックできないか。国の5000事業をデータベースにした「JUDGIT! 」が威力を発揮します。

シリーズ「税金を“JUDGIT! ”」こちらからお読みいただけます。

フクシマ タイムラインプロジェクト

大震災から5年後の2016年。地震の発生、福島第一原発事故による放射線量、事故の経過を公表されたデータを基に時系列で示しました。このデータベースは、イタリア人ジャーナリストの取材チームの企画「The Wave of Reconstruction」として公表されました。2016年の「DIG awards」の最終選考に選ばれ、イタリアの有力雑誌「Internazionale」に掲載されました。