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ワセダクロニクルと医療ガバナンス研究所は8月8日(土)、東京都港区のレゲエクラブ「Club CACTUS」で製薬マネーデータベース公開を記念したシンポジウム「医師は製薬会社の歯車か?」を開催しました。
シンポジウムはオンラインビデオツールの「zoom」を使用し、事前に告知したURLから誰もが参加できる形で行われる予定でした。ところが開始直後、何者かによってzoomの画面上に落書きなどをする執拗な妨害行為が発生しました。シンポジウムが進められない状態となったため、オンラインでの中継を急遽中止せざるを得ませんでした。この妨害行為に対して、ワセダクロニクルと医療ガバナンス研究所は連名でzoom社に対して調査依頼を行なっています。
シンポジウムは公開を中止した後、会場にて継続しました。本来、ひとりでも多くの患者さんやご家族のみなさんがデータベースを活用することを願って開催されたものです。当日撮影された映像を公開しますので、ぜひご覧ください。
オンラインシンポジウム『医師は製薬会社の歯車か?』
0:00 〜「解剖!製薬ムラ」:上昌広(医療ガバナンス研究所)
9:10 〜「処方箋が歪められるとき」:谷本哲也(医療ガバナンス研究所)
29:21〜「患者・家族のデータベース活用術」:尾崎章彦(医療ガバナンス研究所)
46:38〜「認知症薬と製薬マネー」:渡辺周(ワセダクロニクル)
1:06:10〜「会場紹介」:MOOFIRE(Club CACTUSオーナー)
1:09:30〜「アメリカ・ドイツの製薬マネーデータベース」:神山かおり(ワセダクロニクル)
1:24:14〜「診療ガイドライン委員への製薬マネー」:原田夏輿(医療ガバナンス研究所)
1:34:15〜「NPOを介した研究資金の横流し」:村山安寿(医療ガバナンス研究所)
1:46:15〜「製薬マネーデータベースを続けるために」:辻麻梨子(ワセダクロニクル)
製薬マネーデータベース作成のためのクラウドファンディングも継続中です。シンポジウムは、クラウドファンディングでの寄付を呼びかける場でもありました。現在62名の方から968,001円の寄付が集まっています。
最新のデータベース作成のために必要な目標金額4,500,000円に対する達成率は、9月11日時点で22%です。このままではデータベース作成を続けることができません。クラファンサイトでは、医療ガバナンス研究所やワセダクロニクルのメンバーからのコメントや進捗状況も公開しています。ご覧いただき、ご協力をお願いします。
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